台湾原住民友好ツアーについて
台湾原住民友好ツアーについて
かねてより計画を立てておりました台湾原住民友好ツアーについてご連絡させていただきます。
皆様に配信いたしました通り、私は先日台湾に視察に行って来ました。台北では夜市に行き、薬膳粥の店を訪ね、特級列車に乗って花蓮に移動し、原住民レストランや、有名なワンタンの店で団体客受付の方法も交渉して来ました。
オプションツアーも原住民料理教室、ホェールウォッチング、タロコ渓谷、エビ釣りなども手配出来るように準備しました。
しかし、、、台湾の物価高は日本以上なのです!
ここで少し台湾の現状について説明いたします。日本から見れば台湾は国ですが、世界では香港やマカオと同じく中国の一地方の扱いなのです。現在台湾を国として認めて国交を開いている国はたった10ヵ国ほどしかありません。
ツバル、マーシャル群島、バチカンなど小国ばかりで、多くの国は中国と国交を開いている為、台湾とは交流がありません。日本も同じで台湾とは民間主導の交流に表向きはなっているのです。
台湾も日本と同様に地下資源の乏しい島国ですからエネルギーは輸入に頼らなければならず、食品なども輸入が難しいです。
ですから台湾の物価高は日本以上であり、往復の飛行機も日本人は1割ぐらいで、ほぼ台湾人が【安い国ニッポン】を楽しみに来日して帰国する人ばかりでした。
以前も書かせていただきました通り、私は皆様に必要以上の負担をかけず、ディープで一生の思い出に残る旅を共有したいのです。
最終日に予算を計算してみますと、驚くのはホテル代で、私は原住民が使う安ホテルに宿泊したのですが、そこはまさにラブホテルでした。その最低のホテルでさえ一泊1万円はします。皆さまが気持ち良く過ごせるレベルのホテルは一泊2万円以上になってしまいます。
また通訳、案内の原住民の生活も苦しいそうで、高いガイド料を欲しがり、私は台湾原住民友好ツアーは今年は無理だと判断いたしました。
私は日本だけの生活は無理な人間なので、住所のある香港以外にもいつでも行けるように先日タイのビザを取りました。
タイはまだまだ安いです。航空券も台湾より安く、ホテルだって一泊6000円でプール付きの素晴らしい部屋に泊まれるのです。
もちろんタイにも薬膳料理はあはらますから、希望される方が多ければ今回はタイにお誘いしても良いと思います。
とにかく日本の円は米ドルに対してだけ安いのではありません!世界の中で唯一、金融緩和を続けてインフレを誘い込むのが国策なのですからね。
とうとうドル円は昨年の最安値を更新してしまいました。前にもお話ししましたが、インフレの時代では物の価値よりもお金の価値が下がります。毎年2割、3割物価が上がれば今の一万円の価値は7000円にも8000円にもなってしまうのです。
では誰が一番得をしますか?それは国の借金を膨大に持っている日本政府です。円安になれば注意深く為替相場を観察して、必要ならばしかるべき対応をすると鈴木財務大臣は言います。しかし本音は違うのです。
台湾の現状を書いた記事がありますのでご覧になってみてください。
またいつかチャンスはあると思いますが、今の物価高の台湾はお勧め出来ません。
なーに、私が一緒ならどこでも楽しんではもらえます。
https://news.yahoo.co.jp/articles/855f8abf232a29e9b71a84ddda9a808b244064bd