日頃のあれこれ

選挙には必ず行くべきです!

少し前に書いた"やらなければ仕方ないだろうね"の通りに政府日銀は一気に1ドル160円まで進んだ円安を阻止するため、大規模なドル売り→円買いを行いましたね。

掲載しておきますドル円の30分足チャートを見れば一目瞭然で、一度目は160円からの155円への円高、すぐさま157円までの反発でさらに介入。しかしその後は158円近くまで円安に戻ったために今度は153円台まで介入。

市場の観測では最初の介入で5兆5000億、二回目の介入でも5兆円程度を投入した可能性があります。これで円安が落ち着いていけば、われわれ日本人を苦しめる物価高も緩んでくれるのですが・・・・おそらくそうはならないでしょう。

今日は休日ですから女性にもわかりやすいように経済、特にドル円のお話をしましょうね。

一般的に円とドルの関係は、日米の金利差の影響が大きいのです。日本の金利が米国の金利を上回ることは経験上ありませんが、今のように米国の10年物米国債を保有するだけで年利が4.5%以上もつきますと、日本の投資家は円を売ってドルを買い、米国債で運用しようとします。当然です。

ですから日本政府、日銀が本気で円安の流れを止めようと考えれば、日本も金利を上げて金融政策を正常化すればよいのです。

しかしすでに取り返しのつかない金融政策を続けてしまった日本は、簡単に金利を上げることはできません。理由をお話しします。

私は今の日本の庶民の窮地のすべての元凶はアベノミクスにあると考えています。民主党政権が倒れ、第二次安部政権が発足し、当時たった8000円だった日経平均株価指数が上昇を開始しました。もちろん私も顧客に向けて日本株の底入れ宣言と大相場到来と連日レポートを書いたものです。

アベノミクス・・・・もちろん安部さんが考えた政策ではありません。金融庁に米国人が持ってくる政策として大規模な金融緩和を言いつけられたのです。もちろんその政策を知っている米国系資金はいち早く日本株を大量に仕込み始めました。

ではアベノミクスとは何ぞや?

わかりやすい経済のお話ですから簡単にわかりやすく説明しますと、日銀はひたすら円を刷って、日本国債と株式のĒТを買い始めました。表向きは長く続いたデフレ経済から年2%のゆるやかなインフレにすることでした。誰のために?

今更書きたくもありませんが、悲しいかな植民地ですから米国と大会社、つまり日本の既得権益受託者のためにです。
そうでなくても外国人と日本に住む日本人とでは投資や配当金にかかる税金が全く違うのです。日本人であれば企業から受け取る配当金には20.315%の税金がかかりますが、外国人であれば15・315%で済みますし、特に親分米国との間では新日米租税条約が結ばれており、持ち株割合が50%を超える場合は非課税。持株割合10%以上なら5%課税。それ以外でも10%だけしか納税義務はありません。

また保有株式が上昇して売却しても一切非課税なのですよ。現在、日本の上場企業の株主の7割が外国人と言われています。日経平均株価が8000円から4万円になっても一般庶民には何の関係もなく、毎年値上げされる保険料や新しい税金、物価高で苦しむばかりです。

確かにリーマンショック、そして世界的なコロナ渦で米国も大量に紙幣を発行してマーケットに流し込みました。ただ米国の金融政策は常に正常化しているため、景気が回復してくれば即座に利上げを行って、資金の回収を図っています。

一方、アベノミクスで円を大量に刷って、日本株ĒТFと日本国債を買いまくった政府、日銀はなんと米国の6倍もの新しい紙幣を刷り、本来ならば利上げを行ってマーケットから円を回収しなければなりませんが、それができないのです。

現在、約1000兆円の発行残高がある日本国債ですが、なんと半分の500兆円という気の遠くなるような金額を日銀が保有してしまっています。
米国並みとはいかないまでも日銀が金利を1%上げるだけで日銀は赤字に転落し、2.5%になるとなんと先進国の中央銀行が債務超過に陥るとの試算も出始めました。

それと確かに選挙対策で庶民の生活を苦しめる円高に24時間体制でヘッジファンドと戦う姿勢を見せ、実際にそう報道されていますが、政府の本音はインフレによって政府負債の実質的な縮小(インフレで負債も小さくなるため)を歓迎しています。他にも急激な円高を招いて株式市場が下落すると日本株を大量に持っている米国資本に怒られてしまいますからね~

ちなみに日銀が為替介入のために投入した保有している米ドルは、その昔1ドル80-100円で買ったものですから、10兆円の米ドルを売った利益は軽く数兆円になります。また日経平均8000円から買い入れていた日本株のĒТFの含み益もとてつもなく大きな金額です。

しかし前にも説明した通り、これらは特別会計ですから我々国民には中身を知らさず、国民のために使うことも絶対にしません。

日本の円をまだまだ売り込みたい外資系は、日銀が介入に使える残り金額も計算して知っています。日銀の外貨保有量の大半が米国債ですから。私の見たところ、残り20兆円ですね、使えるのは。米国債まで売って、為替介入なんかしたら、たぶん誰かが死にます。マジで。

今後も円安が続くかどうかはさておいて、私はお金は3分割して保有すべきだと思っています。円とドルとユーロか?円とドルと中国元でもよいですが、三つに分けて保有している限り総資産は減りません。何かが上げれば何かが下がりますから。

我々は今、アベノミクスというかつてない政策のつけを払わされているのです。自分の一票なんて世の中を変えることはできない。ではダメなんです。選挙になれば各党の政策がYouTubeなどで出ますから、それをしっかり聞いて納得する人がいれば選挙にはいくべきです。

そろそろまともな日本を取り戻さなければなりません。

今、米国による中国たたきがすごいです。最先端技術である半導体などは、製造装置など日本も輸出禁止です。中国の軍隊が脅威だから。表向きはそうです。しかし米国の本音は世界一の経済大国の座を奪われそうになっているからなのです。その昔、バブルの時代、世界一の金持ちで半導体なども独占していた日本も、同じように米国に蹴落とされました。

テレビ、新聞では本当のことはわかりません。本当のことは表のテレビには出てきません。物事の本質を見る目を我々は作らなければなりません。今日は以上です。

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